―我が一矢を以て、その歪みを正す…―
弓道部員「高津由貴」が旧校舎で見つけた鏡は、異世界への入り口だった!?
私立桜台学園大学付属高校に通う由貴。兄の「高津修一」とともに学園生活を送ります。
由貴にとって修一は、自分の話を嫌な顔せず聞いてくれる数少ない存在でした。
学園生活にうまく溶け込めない由貴。それは彼女の性格にも一因がありました。
弓道部の先輩「藤堂明美」や、この学園の講師「鷺沼珠樹」など、
身の回りの人たちからはどうしても一歩距離を置いてしまう由貴でしたが、
屈託ない笑顔で人を迎えてくれる「月見野あずさ」の不審な行動には興味を
持ってしまい、彼女を追って旧校舎へと足を踏み入れてしまいます。
そこには、大きな姿鏡がありました。異質な雰囲気を醸し出すそれは、回りの環境とは
違いとても綺麗で、由貴はそれに触れ、そして意識を失ってしまうのでした。
気が付くと目の前には「津田長久」が立っていました。クラスメートだった彼は、
倒れていた由貴を心配し、状況を理解していない由貴に「今日は旧校舎を大掃除する日だ」
と説明します。困惑する由貴を後目に、突如現れるウサギの耳が生えた謎の生き物。
この世界は由貴がいる世界とは異なること、この世界の歪みを正してほしいことを
由貴に伝えますが、果たして…
さくこみシリーズ初の学園ミステリー。今、始まります。
私立桜台学園大学付属高校に通う由貴。兄の「高津修一」とともに学園生活を送ります。
由貴にとって修一は、自分の話を嫌な顔せず聞いてくれる数少ない存在でした。
学園生活にうまく溶け込めない由貴。それは彼女の性格にも一因がありました。
弓道部の先輩「藤堂明美」や、この学園の講師「鷺沼珠樹」など、
身の回りの人たちからはどうしても一歩距離を置いてしまう由貴でしたが、
屈託ない笑顔で人を迎えてくれる「月見野あずさ」の不審な行動には興味を
持ってしまい、彼女を追って旧校舎へと足を踏み入れてしまいます。
そこには、大きな姿鏡がありました。異質な雰囲気を醸し出すそれは、回りの環境とは
違いとても綺麗で、由貴はそれに触れ、そして意識を失ってしまうのでした。
気が付くと目の前には「津田長久」が立っていました。クラスメートだった彼は、
倒れていた由貴を心配し、状況を理解していない由貴に「今日は旧校舎を大掃除する日だ」
と説明します。困惑する由貴を後目に、突如現れるウサギの耳が生えた謎の生き物。
この世界は由貴がいる世界とは異なること、この世界の歪みを正してほしいことを
由貴に伝えますが、果たして…
さくこみシリーズ初の学園ミステリー。今、始まります。